忍草山

1130m

(山梨県忍野村)

2013. 4.14

直線上に配置

鳥居地峠→金比羅山→忍草山東峰→高座神社→権現山→東峰→忍草山西峰→林道→忍野八海

ルート地図





目の前に大きな富士山が見えてくると麓から一筋の黒い煙が上がり始めた。 火事だ!と思っていると、やがて煙が富士山をすっぽり覆ってしまった。 近づくにつれ炎が見えてきた。 何と今日は自衛隊演習場の野焼きの日だったのだ !!    (~_~;)
鳥居地峠でバスを降り登山口を探す。 駐車場のすぐ先にはっきりした広い登山道があった。 指導標はない。
僅かの登りで四等三角点 (1029.4m) に着く。 山頂といった感じではなく尾根道の一角。







三角点から先に進むと金毘羅山 (1078m) に着く。 山名板はない。
少し下り登りになると背丈を越える笹藪が現れる。







笹をかき分けて進み、急登を登ると小広い場所に着く。 ここが忍草山(しぼくさやま)東峰だ。
右の方に形の良い権現山が見える。







権現山に向かって下ると舗装道路に出る。 横切った所で道が二つに分かれる。 右は権現山に直接登る尾根道。 左の赤い鳥居をくぐって広い道を進む。 拝殿があり、反対側からも道がついていて鳥居がある。 こちらが正面のようだ。







戻るように尾根を上がったところに高座神社の小さな社があった。更に登ると権現山の三角点。やはり山名板はない。







東峰へ戻り、昼食をとっていると野焼きの灰が降ってきた。 今度は左に下り西峰へ向かう。
途中、キブシが咲いていた。 尾根には落ち葉が積もっていて踏み跡が消えている。





登り返すと忍草山西峰。 初めて山名板があった。
下山路には踏み跡がなく、尾根をはずさないよう地図を確認しながら下る。


寄生木。 ヤドリギが寄生するのは知っていたが、檜の途中に黄楊(ツゲ)の木が寄生しているのは珍しい。






スミレがたくさん咲いている道を方向を定め、忍野八海に下った。
30数年前に訪れた時とは、うって変わって観光地になっていた忍野八海を見学。







このコースは標識は一切ないが地図と磁石で方向を定めれば間違えることはないと思う。
もし、下りで間違えて左の尾根に入ってしまっても東園寺 (ルート地図の卍の地点) の裏手に出るので遭難することはないだろう。              富士山が煙に隠されてしまったのは残念!

ルート地図



   

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