大蔵経寺山


715.6m


(山梨県甲府市)


2012. 2.26

直線上に配置

武田神社→躑躅ヶ丘園地→大日影山→東山→大岩園地→鹿穴→深草山→大蔵経寺山→山神宮社→大蔵経寺

ルート地図





先ずは武田神社にお参りをして出発。







社殿手前を右に行き、道路を左折。 突き当たりを右折、すぐに又右折して戻るように石垣の堰堤沿いの道を進む。   途中、甲斐駒ヶ岳が頭を見せる。







堰堤へ登るように進む。 道は山に向かって行くが、左へ石垣を登ると堰堤の上に出て竜ヶ池が見渡せる。 農業用の溜め池だが現在はあまり使われておらず、有料の釣り場になっている。







「武田の杜」の看板。 ここから登りになり、休憩舎のある躑躅ヶ丘園地に出る。 この日は曇っていたが甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山がよく見えた。    この先、分岐に出たら左の道を登る。







大蔵経寺山は 2008年12月に山火事があり、55ヘクタールを焼失している。 今も黒く焦げた木が残っている。        防火帯の尾根を緩やかに登る。







やがて坂が急になり、一気に標高をあげる。 前日の雨でぬれた落ち葉で足下が滑る。
息を弾ませながら登り切ると大日影山に着いた。 小さな山名板があるだけの静かな山頂。
ここからはヤブっぽくなる。 薄い踏み跡を辿る。    急に空気が冷たくなる。







登り切ると小広い山頂の東山に到着。 やはり山名板があるだけ。    ここから標識に従い右へ下る。







やがて眼下に甲府の市街が見えてくると大岩園地。 残念ながら南アルプスは雲がかかっていてよく見えない。 以前は四阿があったようだが取り壊されたのか跡形もない。  ここから一気に高度を下げるとやがて植林帯になる。







またすぐに自然林になり、緩やかに登って行く。    途中の開けた場所で昼食タイム。







分岐に到着。 標識が壊れて下に落ちていて、 一枚だけ紐で結わえ付けてある。 ここだけでなく途中何ヶ所も壊れていた。 熊ではないようだ。 ピッケルのような物で意図的に壊したようだ。 何か恨みでもあるものの仕業か?







左へわずかに登ると 989.8mの三角点のある鹿穴の山頂。    
分岐に戻って先へ進む。 このあたりで丁度半分くらい歩いただろうか、まだ先は長い。
やがて 906mの深草山、白い指導標がある。





このあたりにも焼け焦げた木が転がっている。 かなり広範囲に焼けたようだ。
このあたりの白い道標も壊されている。 


ようやく目的の大蔵経寺山に到着した。 珍しい二等三角点がある。 展望はないが明るく気持ちの良い山頂。







下山は、緩やかだがジグザグで長い林道を避け、南へ下る。 急下降の上、岩がゴロゴロしていて歩きにくい。





この辺りの木は葉が枯れても落ちずに着いていて不思議な光景。


山神宮社に着いたら大きく左へ向きを変える。











大蔵経寺は古くは松本寺と呼ばれており、観道上人が大蔵経を五重の塔に納めたことにより、大蔵経寺に改められた。 拝観は有料でこの日は既に受付が終了していた。


ルート地図



   

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