安戸山

1151.5m

(栃木県那須塩原市)

2015. 4.19

 
直線上に配置

貯水タンク→広場→稜線→安戸山→往路を戻る

カタクリとイワウチワを求めて塩原の安戸山にやってきた。





  民家の庭先に入るような細い道を左折すると林道は二分し、左へ上がると、祠と貯水タンクがある。 二台分の駐車地は先客が停めていたので貯水タンクの横の隙間に、伐採枝をどかして駐車。 するとすぐ後に乗用車が来て祠の前に駐車。 これでもう停める所はない。      枝下ろしされた小枝が散らばる道を進む。  







  道端にはアズマイチゲ、スミレや名前のわからない花が咲いていた。 これなら今日の山行の目的の花にも出会えるだろう。  







  まもなく沢を渡る。 しっかりした橋がかかっている。散らばっている枝が邪魔だが道は手入れされていて歩きやすい。 傾斜の急な山腹だが、ジグザグに道がつけられているのでゆるやかに登れる。               やがて尾根を巻くようになる。   





  ヤブレガサというそうだ。 花が咲いてしまうとわからないがちょうど芽吹いてきた時なのでなるほどと思う。  


  薄暗い林の中を進む。 倒木が多い。 昨年の大雪の影響だろうか?  





  太い杉の木が二本あり、その間に石の祠があった。 ご神木?


  植林帯を抜け、ようやくこれから歩く稜線が見える所に出た。  







  枯れたカヤトの道に出る。 よく見るとカタクリが一輪だけ咲いていた。 これだけ?と、がっかりする。  







  林道の終点のような広場に出た。 ここでやっと案内板があった。 この先は低い笹原になっている。  







  笹の中を覗くとカタクリがたくさん咲いている。 延々と続く広い笹原なのでその数は数えきれないほど。 なかには道にはみ出しているものもあり、踏まないよう気をつけて歩く。        目的達成、時期もドンピシャリ。  







  稜線に出て180度向きを変えると今度はイワウチワが現れた。 ここの花は小さくてかわいい。 斜面に沿ってたくさん咲いている。   







  今までとても緩やかで歩きやすい道だったが、山頂近くなると急斜面。 土がえぐれて木の根が出ているので足掛かりにはなるが、石を落とすと危険なので太いロープにつかまって上がる。  





北側には残雪が残っている。


再び笹原になる。
  登り着いたところが山頂だと思っていたが、まだ先だった。 ゆるやかに登る。  







  頂上に到着。 木に囲まれて展望はない。 やはりこの山は花の時期が良い。
ヤマツツジの蕾もたくさんあったのでツツジの時期もいいだろう。
 





枝の向こうに残雪の山が見える。 黒滝山だろうか?


帰りは来た道をロープにつかまって下る。

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