湖上山

2109.6m

外山

2204m

(栃木県日光市)

2013. 6.23

直線上に配置

湯元スキー場→リフト終点→鞍部→外山→湖上山→往路を戻る





湯元スキー場から登り始める。 上部で工事が行われているため、ゲレンデに砂利が敷かれた道ができている。 青空が気持ちいい。







白根山への指導標に導かれ登山道に入る。 しばらく枯れ沢沿いに歩き、砂防ダムの所から尾根に取りつく。





ものすごい急登。 赤土の上に浮き石がゴロゴロあって落とすと下の人にあたってしまうので非常に危険。 踏まれて石が固定してしまえば歩きやすいのだが...。このコースは登山者が少ないのか?


赤いダニがいる。 タカラダニというそうだ。 水分の多い場所を好むので井戸掘り業者はこのダニのいるところを探して掘ったので 『宝のダニ』 という名になったとのこと。 刺したりはしないというが気持ち悪い。







コイワカガミが群生していて和ませてくれる。







鞍部に着いて白根山への道と別れる。 湖上山への指導標はない。 薄い踏み跡を辿って行くとこのコースの難所、シャクナゲの藪が現れた。 背丈を越えるヤブをかき分け、かいくぐって進むとひょっこり外山の頂上に飛びだした。







数人が立っていられるだけの狭い山頂。 東側が開けていて太郎山や大真名子山が見える。 眼下には湯ノ湖と温泉街。







しかしゆっくり展望を楽しんではいられない。 山頂は一面の藪。 どこに進んで良いか分からない。
先ずは中央突破。 シャクナゲをかき分けて進んでみたが枝が絡み合っていて数mで断念。
東側を湖に転落しないよう気をつけて回り込む。 ものすごく急な笹の斜面に出た。 これを下って良いものか、ここで引き返したほうが良いか迷ったが、腰を低くして斜めに下る。







下りきると薄い踏み跡があった。 藪に入ったり、出たりするようになる。 足下が見えないので、つまずかないようゆっくりと進む。 花が咲いているところを通過するときはホッとする。 尾根が広くなり、時折道を見失うが赤テープを探して何とか進む。







花が咲いている時期を狙って来たのだが、花の付いている木は少ない。 密集しすぎているためだろうか? 全部咲いていたら見事で、登山者も もっと増えるだろうに..。
ここはシャクナゲがあまり伸びない春に来たほうが楽かも知れない。







藪をかいくぐって進み、白根山が見えたところで、山頂に飛びだした。 三等三角点があり、山名板は支柱が腐って倒れていた。 周囲は やはりシャクナゲとコメツガの藪。 弓張峠から登って来る道も確認できない。







山頂は虫が多いのでゆっくり昼食も食べていられない。 男体山方面の展望を楽しんだ後、来た道を戻る。 外山から湯ノ湖へ直接下る尾根は確認できなかった。 ガレた急坂は膝に負担がかかり、スキー場に下り着いたときには足に力が入らなくなっていた。



   

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