御嶽山


343.4m


(埼玉県神川町)


2010. 2. 7


埼玉百名山
直線上に配置

金讃神社→鏡岩→鞍部→岩山展望台→御嶽山→金讃神社






大光普照寺を過ぎ、左の鳥居をくぐると金讃神社。 自販機とトイレがある。
金鑽と書いて「カナサナ」と読む。金砂のことだそうだ。この神社は、御室山を神体山として祀っていて、拝殿だけしかない。 全国に拝殿だけで本殿を持たない官・国幣社は、諏訪大社と大神神社と、この金鑽神社の3社だけだそうだ。







右に拝殿を見ながら進むと木段道が分岐している。 これが登山口。







整備された道を進んで行くと、左右に句碑がたくさんある。 地元や近隣の俳句同好会の人々が建てたものだそうだ。 初めは立ち止まって読んでいたが、数が多すぎて先に進めないので後半は省略。 ( と言うのは言い訳で、本当は達筆の字が読めないのです )
やがて、天然記念物の鏡岩が現れる。 約一億年前、関東平野と関東山地の境にある八王子構造線ができた時の岩断層活動のすべり面とのこと。 岩面の大きさは、高さ約四メートル、幅約九メートルと大きく、北向きで約三十度の傾斜をなしている。 岩質は赤鉄石英片岩で、赤褐色に光る岩面は、強い摩擦力により磨かれて光沢を帯び、表面には岩がずれた方向に生じる さく痕がみられる。 岩面の大きさや、断層の方向がわかることから地質学的に貴重な露頭となっている。





鞍部から左に行き、岩場を左に巻き込むと弁慶穴がぽっかりと空いている。 足下が不安定なので注意が必要。
先に進むと危険なので、戻って展望台へ。


岩場を登った先が 岩山展望台。







榛名山や小野子山、子持山、赤城山などが見渡せる、気持ちの良い展望台。







鞍部に戻り、反対側を登る。 かなりの急坂を木に掴まりながら登る。 頂上には御嶽城跡があり、その先に三角点があるが、囲いがあるだけで標柱はない。 下りは滑りやすい。  ロープがあるが短いし、頼りないので掴まらず、へっぴり腰でようやく下った。 ここはザイルが欲しい。





帰りに大光普照寺(だいこうふしょうじ)に寄ってみた。
彫刻の入った立派な建物。 100人近い人が護摩祈願を受けていました。




後日、大光普照寺の裏山を歩いてみた。          2010.11.28






境内の前の舗装道路を上り、墓地の所から山道に入る。 まもなく四阿があり、木々の間から北方の眺めが広がる。







四阿の下の尾根を左に行き、右に階段状の道で谷に下る。 道が入り組んでいるので分かりにくいが、右回りに進むとアスレチックのある池田公園に出る。 階段を上るともう一つの四阿に出る。 右に尾根を進み、最初の四阿の手前で左の細い道に入る。







下り着いた所は大光普照寺の鐘楼。 もみじが真赤に色づいていた。

御嶽山だけでは物足りないのでこのコースと組み合わせて歩くと良いだろう。



   



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