虎秀山
越上山

320.4m
566.5m

(埼玉県飯能市)

2013. 3.20

直線上に配置

東吾野駅→虎秀山→顔振峠→越上山→ユガテ→飛脚道→福徳寺→東吾野駅






駅から北方向に虎秀山が見える。 右の小ピークの尾根に取りつく。 竹藪の急登を登り鉄塔に出る。







桧林を進み、鉄塔を何度かくぐり、一度緩やかに下って、恐ろしく急な斜面を喘ぎながら登り上ると虎秀山。







山頂は四等三角点があるが展望はない。







尾根をのんびりと歩き、送電線巡視路を分けながら、案内に従って顔振峠へ向かう。 途中アセビが満開。







ミツマタも満開。 ツツジも咲き始めていて目を楽しませてくれる。







道路に出て顔振峠へ向かうコースは春の目吹きで桃源郷のよう。 







顔振峠は一般的に 「こうぶりとうげ」 と呼ばれているが正しくは 「かあぶりとうげ」 というらしい。 国土地理院の地図にも仮名がふってある。 
峠には茶屋があって暖かい飲み物など売っている。 寄っていきたいところだが先が長いので素通り。







茶屋の横を登って見晴台に出る。 雨乞い塚と書いてある。 昔ここで雨乞いをしたのだろう。







団体さんが休んでいる。 我々もここで昼食タイム。 これから向かう越上山の双耳峰が見えている。 近く感じるがコースはコの字型に回り込んで行くので思ったより時間がかかる。







一旦道路に出て登り返す。 道がいくつにも分かれていて、 標識はあるが注意しないと別の方向に行ってしまう。







越上山の山頂へは岩場を登る。 変化があって面白い。





越上山南峰は三等三角点がある。


北峰は何もない。 来る人も少ないようだ。
















再び道路に出てユガテに向かう。 ここは二軒だけの山上集落で、桃源郷と言われているという。



ユガテとはどういう意味なのか興味がわいたので調べてみた。

1. 昔、この地と草津の地では、毎年ジャンケンをして勝った地方に湯が出た。 ところが、ある年からこの地はジャンケンの負けが続き、湯の確保が出来なくなってしまったため、 ジャンケンに勝って湯が出るようにと願って 「湯勝手」 と名付け、 「湯勝手=湯ヶ手=ユガテ」 となったという。

2. ここには昔、湯が沢山出たがある年、湯が天に昇ってしまい出なくなってしまった。 そこでこの地は 「湯ガ天=ユガテ」 となったという。 ここから600m位うえに、湯の花とともに湯がブツブツ出ていたところがあるという。

3. 昔この地には、湯が天に届く位出ていたので 「湯ガ天=ユガテ」 という。

以上3つの説があるという。







ユガテから復活整備された飛脚道を進むと321m峰に出る。 橋本山という表示があり、展望が良い。この日はあいにく曇っていて見通しが利かなかった。







福徳寺に出て東吾野駅に戻る。  総距離13kmの長い周回コースだった。



   

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