岩手山

2038.0m

(岩手県滝沢市)

2014. 7. 7〜8

 
直線上に配置

馬返登山口→旧道→八合目避難小屋 (泊)→岩手山→往路を戻る






  1日目: 馬返登山口には広大な駐車場があったが平日とあって車はまばらだった。  







  水は豊富と聞いていたのだが登山口には 「八合目避難小屋の水は枯れています」 との張り紙が。  仕方なくここで水筒を満タンにして出発。  







  樹林の中を進んで行くと蛙を飲み込もうとしている蛇に出会った。
道は整備されているが、自然が残っているのが東北の山の良さだろう。
 







  一合目ごとに標識があるので目安になる。 前方が開けてくると岩手山の山肌が見えてくる。  







  二・五合目で旧道と新道に分かれる。 見晴らしが良いという 旧道に入ると岩場になる。  





ヤマオダマキ


ハクサンチドリ
 

  この時期は花がとても多い。 きつい登りも花の名前を確認しながら登ると気分がいやされる。  







  チングルマは穂になっている。 花は咲き終わってしまったのだろうか?  





ベニバナイチヤクソウ


マルバシモツケ
 

カラマツソウ







  エゾツジがとてもきれいに咲いていた。  





荷が重いので一休み。 風が強くなってきた。


ミヤマハンショウヅル





シラネアオイ


七合目。 ここで新道と交わる。





ウスユキソウ


ミヤマダイコンソウ
 

コケモモ







  ようやく八合目。 予定より遅れたため、今日はここまでとする。 心配していた水は昨日の夕方から出るようになったとのことで一安心。 気温は低いようで厚手のジャンバーが必要。 室内は薪ストーブが たかれており暖かい。 毛布を3枚借りて3段ベッドの一番下に寝る。 上の方ははじめは暑いくらいだがストーブの火が消えると急に冷えるので注意が必要。  







  2日目: 昨日は夕方から雨が降り出したが夜中にやんだ。 今日は二山登るので日の出前に出発。  







  振り返ると雲海の中に山が浮かんで見える。  







  斜面にはコマクサがたくさんある。 まだ早朝なので開いていない。  





  お鉢の縁に登りついた。 山頂はまだまだ先だ。  







  雲が多く、ご来光は見られなかったがようやく太陽が顔を出した。  





山頂に続く道には石仏が延々と奉られている。


頂上に到着。







  三角点は後ろ側にあった。  さっきまで晴れていたのに急にガスがかかってきてお釜もかすんでしまった。  先を急ぐので早々に下る。





キバナノコマノツメ


不動平避難小屋
  下り始めたらガスが晴れてしまった。 あと5分頂上にとどまっていたらすばらしい景色が見られたのに残念。





鬼ヶ城


朝食後、岩手山とお別れ。 避難小屋から振り返る。







タマガワホトトギス
  下りは新道を通る。 樹林の中で風がなく暑い。 この後、姫神山に
登るので急いで下る。 荷が重いので足に負担がかかる。 避難小屋にはストーブの上に やかんが置いてあり、お湯がもらえるので、コンロやコッヘルは持ってこなくてもよかったかもしれない。
 

この後の姫神山


 
   

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