笠丸山


1189.1m


(群馬県上野村)


2012. 5.13

直線上に配置

駐車場→地蔵峠→笠丸山北峰→南峰→林道→駐車場

ツツジの最盛期は過ぎたが、まだ残っている花があるかな〜と思い行ってみることにした。





住居附(すもうづく)川沿いの林道を進んで行くと、右側に鋭く尖った山が聳えている。 地図を見ると高反山(たかぞりやま)のようだ。 その反対側に笠丸山登山口があるがここは下山に使うことにして先に進む。







登山口の しんたか橋には十数台停められる駐車場があり、マイクロバスが来ていた。







橋を渡り、林道を200m程進むと左側に登山道が分岐している。 沢沿いの道にはヤマブキが咲いている。
途中、動物が爪で引っかいた様な傷跡のある木があった。





足下にはニリンソウ。


これはなんという花かな?







沢から離れ、坂が急になる。 尾根に登り着くと地蔵峠。 木の根元にお地蔵さんが祀られている。  ここからお目当てのツツジが現れる。







ヤシオかミツバか見分けがつかないが、雄しべが10片あるのでどうやらひとつ花(ヤシオツツジ)のようだ。
しかし花の数が少ない。 今年は隔年開花の はずれ年のようだ。





山頂が近くなると坂が急になる。


山頂が見えてきた。 休憩している人の姿が見える。

この後、上の方から何か落ちてくる音がした。 落石かと思い立ち止まって見ていると、前方の登山道を横切って真っ黒な動物が急斜面を駆け降りて行った。 体長は大きめの犬ぐらい。 しかし犬なら、転げ落ちそうな急斜面をまっすぐおりては行かないだろう。 熊だろうか。 この山で熊が出るという話は聞いていないが!! 
あと30秒程 時間がずれていたら出くわしていたところだった。





ロープに掴まりながら岩場を登って右が北峰。


頂上に着くとちょうど団体さんが出発するところだったので少し待って場所を確保する。





これは八ヶ岳のようだ。


こちらは谷川岳?





両神山。


御荷鉾スーパー林道。










戻って南峰。 祠があるだけで展望はない。

南峰からはひたすら高度を下げて林道に出る。


時間があったのでガイドブックに出ていた不二洞に立ち寄ってみた。 不二洞は1200年前に発見されたと伝えられ、関東一の鍾乳洞として天然記念物に指定されている。

入口で 600円を支払い入場。 ところが急な坂道を 300mも歩かなければ入口に着かない。
山を歩いた後の足にはつらい道のりだ。





ようやく入口に着き、長いトンネルを進む。 ここも上り坂。







中に入ると長い螺旋階段があり、かなり登らなければならない。 洞内延長2.2kmとのこと。
照明が暗くせっかくの鍾乳洞が白黒の世界になり、きれいに見えない。 ただの洞窟のように見える。







写真に撮ってみるとストロボの光で案外きれいに写っている。 肉眼で見るよりずっときれいだ。







帰りは奥の方に出口があるため、行きより更に長く歩かなければならない。 出来ればもう少し近くに駐車場があってほしい。 照明も工夫すればもっときれいに見えると思うのだが。



   

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